製造方法としては丸棒からの機械加工、丸パイプからの機械加工、ロール曲げによる製缶加工という、大きく3種類の方法で製造しています。
丸棒からの製造の場合は、約Φ250までの巻き上げワイヤードラムの製造に対応可能です。また軽量化を求めた丸パイプからの機械加工の場合は、約Φ700までの巻き上げワイヤードラムの製造を行っております。さらに大きなサイズの巻き上げワイヤードラムの製造を行う場合は、ロール曲げからの溶接後に溝加工を行って製造を行います。ロール曲げからの製造の場合は、板厚が最大70mmまで、径は最大でΦ2500までの巻き上げワイヤードラムの製造が可能となります。
当社の巻き上げワイヤードラムの製造の大きな特徴は、ワイヤードラムに必要な巻き上げ荷重や強度の計算といった設計段階から対応可能な点です。どのような用途で使用するか、何をどれくらい巻き上げるかによって、ワイヤードラムの径や長さ、必要な溝数も決まります。当社では、そのようなサイズはもちろんのこと、巻き上げ荷重や強度の計算も踏まえた設計、さらには現場での据え付けまで対応いたします。
搬送するワークの種類、サイズ等によって異なりますが、幅:1000mm程度のチェーン式コンベアであれば製造は可能です。ステンレス鋼板・チェーン・軸受けを使用し防錆対策も万全です。又、油脂類の流出対策として軸受部には無給油式で対応致します。
小水力発電向け除塵機の製作における注意点は、耐久性と運転方法で
耐久性:耐食性・溶接性に優れたSUS304は、摺動部、水没部、ガイドローラー転がり部、チェーン及び塗装な困難な部分に使用することで、除塵設備の耐久性を向上させます。
運転方法:大きく分けて機側運転と遠方運転に大別されます。機側運転では除塵機が設置されている場所で手動による操作を行い、遠方運転では管理所等からの操作を可能とします。その他、自動運転としてタイマー設定による運転・水位差運転がございます。当社の除塵機にはこのような機能が標準的に具備さえております。
お問い合わせいただくトラブルとしては、
・チェーンの緩み
・チェーンの破断
・モーターの焼き付き
・コンベアの詰まり
・騒音
といったものがあります。
定期的なメンテナンスの他にメーカー点検を加えていただきますと、さらにトラブルが起こる可能性は低減できるといえます。
掻き揚げられた塵芥は、「廃棄物処理法」に基づき、排出事業者が処理責任を負うこととなっております。また、処理過程で脱水等の減量化を行い、安定した状態で処分地へ搬入するなど、廃棄物の減量その他適切な処理について、地方公共団体の施策に協力することが義務付けられております。
はい、小水力発電向けの無電源式除塵機の導入実績もございます。
電気が無いところへどうしても設置したい、毎月のランニングコストを削減したいというご要望から納入させていただきました。
はい可能です。
除塵機の設計~製作~現地工事には自信を持ってお応え致します。他にも水門・鉄管・スクリーンと小水力発電に関わる金物も得意としておりますのでお問い合わせください。
小水力発電向け除塵機については、一般的に幅が2mのサイズが多くなります。
当社で扱う除塵機の型式は、大きく一体型と現地組立型に分けられます。また、トラックの積み荷幅が2mまでとなるため、2m未満であれば一体型で輸送して現地でそのまま設置することができるため、コストパフォーマンスが良くなります。
小水力発電向けの除塵機では、コストパフォーマンスの良い一体型を当社では多くご提案させていただいております。そのため、水路幅を2m未満に設計いただくと、コストパフォーマンスのよい除塵機の導入が可能になります。
御見積・御提案をさせていただくには以下の諸元をご提供ください。
①水路幅×水路高
②使用水量
③設計水深・設計水位差
④塵芥量
⑤塵芥の種類
⑥電源の有無・種類
⑦付帯設備 等
はい承ります。コンベヤも水平・傾斜と種類がござます。
また、ホッパーもカットゲート式・低板スライド式等、各種取り揃えております。お気軽にご相談ください。
除塵設備とは、スクリーン・除塵機・搬送設備・貯留設備・付帯設備(建屋・凍結防止装置)・電気計装設備で構成されます。当社ではお客様のご要望を聞き取り、現地に合った最適な除塵設備を御提案しております。
「高品質」「顧客満足度の向上」をモットーとして、さまざまなサービスを展開しています。