最新の大型製缶加工設備
インフラ技術ナビでは、NC長尺旋盤、立形マシニングセンタ、立形旋盤、門型マシニングセンタ、横中ぐりフライス盤といった最新設備から、20t大型クレーンや15m対応のショットブラスト設備までを保有した、日本でも屈指の大型製缶加工工場を構えております。さらに大型製缶加工設備の設置にも工夫を凝らすことで、他社ではできない大型鋼構造物の加工に対応することができます。
日本でも屈指の大型製缶加工設備を保有
インフラ技術ナビでは、日本でも屈指の大型製缶加工設備を保有した工場を構えております。代表的な設備としては、NC長尺旋盤、立形マシニングセンタ、立形旋盤、門型マシニングセンタ、横中ぐりフライス盤などがございます。
当社の大型製缶加工設備の特徴は、これらの設備を特定製品への専用設備として保有しているのではなく、様々な製品加工に対応できるような汎用設備として保有している点です。これは、インフラ関連設備の加工を行うために、上記の大型工作機械を保有する必要が生じたという経緯がございます。しかしその結果として、日本でもトップクラスを争うような、大型製缶加工体制を保有する工場を構築できました。また当社の工場は、動画でいつでもご覧いただけますので、オンライン工場見学ページまたはYouTubeチャンネルをご覧ください。
20tクレーンや15m対応のショットブラスト設備も社内で保有
大型製缶加工を行う上で必須となるのが、大型製缶加工品を次工程に搬送するための設備です。当社では、4.8tクレーンを35基、10tクレーンを3基、15tクレーンを2基、さらに20tクレーンも2基保有しています。天井クレーンの重量が対応可能な製品重量となりますので、当社では20tの重量までの大型製缶加工に対応可能です。
また当社では、大型製缶加工品や橋梁の塗装に対応するため、大型テントによる塗装ヤードを設けております。その一角には、幅4m、高さ4m、長さ15mに対応可能なショットブラスト設備を保有しています。このようにヤマウラでは、大型製缶加工から塗装までワンストップで対応するための設備体制を構築しています。
工夫を凝らした大型製缶加工のための設備設置
ヤマウラでは、大型製缶加工設備の設置にも工夫を凝らしています。実際に工場をご覧いただくとお気づきになる方も多いのですが、門型マシニングセンターや立形加工機のベース部分を、当社では工場内に埋め込んでいます。これは、大型加工品のセッティングや搬送を考慮して、なるべくテーブル部分を人が操作しやすいように下げるためという点と、切り粉の除去を容易にするためです。「切り粉の片付けはお金を生まない」を合言葉に、当社ではいち早くお客様に高品質な大型製缶品をお届けするように取り組んでいます。
またストックヤードにおいても、上の高さは8mですが、一部を5m下に掘り下げることで、通常よりも高さのあるストックヤードを構えています。ストックヤードの高さに収まる製品が対応可能な製品サイズとなりますが、当社では10mを超える高さの製品にも対応可能です。またこの掘り下げたストックヤードは、除塵機での機能チェックの際にも活用することができ、インフラ関連設備の試運転にも使用しています。